FIGHT CLUBから世界の子供たちへ、、、。
私たちは、この日本に生まれ育ち、勉強やスポーツ、毎日の食事やサプリメントに至るまで、全てが当たり前な事のように思いがちですが、世界に目を向けてみると、
今日食べるものも無い地域や、勉強したくても出来ない環境、水を汲みに行くのに片道3時間かけて歩く子供達、、、
日本では当たり前の事が、当たり前ではない子供達が数え切れないくらい大勢います。
私は、幼少の頃からボーイスカウトに所属しており(今もまだやめていないのでボーイスカウトなのですが)、小学生で物心ついた時には、スカウトの制服を着て駅で募金活動する習慣が身についていました。
大学生まではボーイスカウトとして募金を募り、また、社会人になってからは、個人で「セーブ・ザ・チルドレン」という、世界の子供にフォーカスした団体に寄付をしてきました。
現在、法人である「株式会社 SHAPERSの代表取締役」となり、正式に「セーブ・ザ・チルドレン」と契約を結び、FIGHT CLUBサプリメントの売り上げの一部を寄付しております。
弊社は、一般的な企業によくみられる、”有名人を使った広告”や、”トップアスリートへのスポンサー料”、というものには一切お金を使わずに、口コミやご紹介、また、テレビや雑誌からのオファーを受けての出演等をメインに広がってきました。
何故、有名人への広告料やスポンサー料をかけないか、というと、
有名人やトップアスリートは、各々の努力の結果、有名になったり、トップになったりしたからこそ、企業からスポンサー料としてお金が貰える訳で、その会社の製品を使って強くなったり有名になったりしている訳ではない場合がほとんどだから、です。(著名な芸能人が車のCMに出ていても、そのCMの車には乗っていない、というのと同じです。)
もちろん、そういった広告戦略や企業アピールは正攻法ですし、否定するようなものでは決してございません。
ただ、有名人やトップアスリートは、既に本業による収入等で金銭的に裕福な場合が多く、さらにその方々がより一層裕福になるべくして、スポンサー料や広告出演料を払う事になり、また、払った先の有名人が、そのお金をお酒に使おうが、ギャンブルに使おうが、それは個人の自由ですから、何も言えません。つまり、払ったお金の使い道の先がわからない、という事になります。
ここで、重要なのは、
「そのスポンサー料や広告出演料は誰が払っているのか?」
という問題です。
もちろん、企業が払ってはいるのですが、そのお金の出所は、消費者であるお客様が支払っている商品代金の中から出た利益で支払われています。
つまり、間接的に、お客様が、有名人やプロ選手にお金を払っている、とも捉えられます。
もちろん、そういったことは世の中では当たり前ですので、それはそれでOKなのですが、弊社では、せっかくお客様から頂いたお金の一部なのですから、既に充分裕福な人に払うのではなく、今も貧困と空腹に嘆く、世界の子供達に向けて寄付しようと考えました。
ただ、「寄付する」、と言っても色々あり、弊社が独自に海外に学校を建設したり、井戸を掘ったりすることも本格的に検討しましたが、かなり深い所まで勉強したところ、
私レベルの浅い知識で海外の農村に学校や井戸を建設すると、その隣り村(まだ井戸の無い)との争いの火種になったり、学校建設直後に建材が全て剥がされて売られる、といった事例も多くみられるようで、「ただの自己満足」にもなりかねないばかりか、かえって相手の状況や環境を悪化させてしまう可能性すらあります。
そこで、兼ねてから個人的に寄付を続けてきた、「セーブ・ザ・チルドレン」という、世界の子供たちの救済に焦点を絞った団体を通じて、「企業としての寄付活動」を行う事にしました。
空腹に喘ぐ地域には食料を、紛争の絶えない地域には保護活動を、病気が蔓延している地域にはワクチンやお医者様を、、、
と、問題に対し包括的に解決してくれ、また、一個人、一法人としてでは限界がありますが、日本を含め、世界中の大企業からも寄付が集まるセーブ・ザ・チルドレン(1919年設立)に、FIGHT CLUBの想いを託そうと決めました。
FIGHT CLUB(株式会社 SHAPERS)はセーブ・ザ・チルドレン の厳正な企業寄付の審査に無事合格し、正式に、企業としてセーブ・ザ・チルドレンへ寄付する事となりました。
皆様から頂いた売り上げ金の一部は、セーブ・ザ・チルドレンへの寄付として世界の子どもたちへの支援活動に活かされます。
ボディメイクで減量をされた方はわかるかと思いますが、「食べれない」という状況は、何よりも辛いものです。
私も減量や訓練などで食べれない日々や、目の前がかすむような空腹感、栄養不足から来る倦怠感、などなど、色々と経験してきました。
それでも、それは、「あくまでも自分自身でその状況に身を置いているだけ」であって、
その気になればいつでも食べられる。
訓練が終われば、家で温かいご飯がお腹いっぱい食べられる。
といった、心の余裕や安堵感の上に成り立っているに過ぎず、本当に今日食べるものが無い子供たちの空腹感や絶望感とは、文字通り比べ物にならないのです。
だからこそ、日々、過酷なスポーツやボディメイク、トレーニングをしていて、この想いを少しでも理解し共有できる皆様と共に、世界の子供達へ出来る事を模索してきました。
昔から、自分の力で、「何か一つでも、例え少しでも、世界に貢献できたら」、と思って募金箱を手に、活動を行ってきました。
今ではスポーツやトレーニングを通じて世界の子供達に向けて、企業として、また、一個人として、”皆様と共に”貢献できる事を喜びに、これからも活動を続けていきたいと思います。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
株式会社 SHAPERS
代表取締役
中嶋 司